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書くこと、生きること

書くこと、生きること

通常価格 ¥2,090 JPY
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著者/梯久美子
出版社/毎日新聞出版
サイズ/232ページ 18.5*13cm
発行(年月)/2026年7月

 

話すそばから消えていく言葉たち。それが詩なのよ。

書くという行為には、謎がひそんでいる。人はなぜ書くのか? すごい文章はどうやって生まれるのか? 書かずには生きられない人々を追いかけてきたノンフィクション作家が、探り、論じ、告白する、「執筆と人生」。

本書では、これまで私が書いてきた「書くこと」と「生きること」のかかわりをテーマにした文章を集めた。エッセイがあり、短い評伝があり、文庫解説や書評がある。対象とした書き手はさまざまで、会うことのできた人もいれば、それが叶わなかった人もいるが、全員が「すごい文章」をこの世に遺した人だ。

<目次より>
◆第一章 女がものを書くということ─―抗う言葉、記憶の声
声は消える
満身創痍の人─―追悼・森崎和江
「意志ばい。人間は、意志ばい」
書評『まっくら─―女坑夫からの聞き書き』森崎和江=著
水俣、石牟礼道子さんへの旅
「書く女」の肖像① 歌人 中城ふみ子─―恋と死のうた 
「書く女」の肖像② 作家 吉野せい─― 相克と和解 

◆第二章 書かずには終われない─―当事者たちの戦争
世代を超えて手渡されるもの
『父の戦記』(週刊朝日=編)を読む
戦時下の「いま」を伝える日記
『吉沢久子、27歳の空襲日記』(吉沢久子=著)を読む
満州国皇帝の弟妃による波乱万丈の手記 
『流転の王妃の昭和史』(愛新覚羅浩=著)を読む
半藤少年が十五歳で獲得した「歴史家の目」
『日本国憲法の二〇〇日』(半藤一利=著)を読む

◆第三章 「ひと」を追いかけて─―私が出会った表現者たち
「本当のこと」を書く覚悟
『朝のあかり─―石垣りんエッセイ集』(石垣りん=著)を読む
紙碑を建てる
『清冽─―詩人茨木のり子の肖像』(後藤正治=著)を読む
表現者の肖像① 詩人 谷川俊太郎 言葉の容れものになる
表現者の肖像② 写真家 石内都 傷ついたものたちの声を聴く
当事者として沖縄の女たちを撮る
石川真生写真展「赤花 アカバナ――沖縄の女」によせて
眼窩の奥の闇
比嘉豊光の写真によせて
「呪われた眼」を持つ者の壮絶な記録 
書評『メモワール 写真家・古屋誠一との二〇年』小林紀晴=著

◆第四章 生きて、書き続ける─―ノンフィクションとはなにか
事実を書く・人間を書く
血となり肉となったノンフィクション10冊
混沌の中から言葉が生まれる瞬間
『流星ひとつ』(沢木耕太郎=著)を読む
問いに出会う才能、問いを手放さない力量
『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』(河合香織=著)を読む
インタヴュー
なぜ書くのか─―「内臓の言葉」を探して

書くことの謎 あとがきにかえて

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