自分の感受性くらい

著者／茨木のり子
出版社／岩波書店
サイズ／124ページ 15*10.5cm
発行(年月)／2025年4月

たまに会って　うっふっふと笑いあえたら

もっとも人気のある詩人の、もっとも有名な詩集。なかでも突出した人気を誇る表題作は、自分で考え続けること、自立した知性を磨き続けることの大切さをうたい、そのメッセージ性の強い言葉は、自分自身への問いかけとして多くの読者の共感をよび、やすきに流れる心を戒めてきた。現代詩の枠をこえた感動の名著。（解説=伊藤比呂美）

<目次より>
詩集と刺繡
癖
自分の感受性くらい
存在の哀れ
知命　　

　＊

青年
青梅街道
二人の左官屋
夏の声
廃屋
孤独
友人
底なし柄杓
波の音

　＊

顔
系図
木の実
四海波静
殴る
鍵

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