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話せない日もあるけれど…トラウマと社会と「私」のこと

話せない日もあるけれど…トラウマと社会と「私」のこと

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著者/安田菜津紀、佐藤慧
出版社/ヘウレーカ
サイズ/208ページ 19*13cm
発行(年月)/2026年11月

 

「今ここ」と小さく口に出してみる。

性暴力被害を実名で告発した安田菜津紀と、自死や震災で家族を失った佐藤慧。ジャーナリストの二人が自らの体験を起点に、トラウマを「個人の苦しみ」から「社会の構造的な問題」として捉え直す一冊。痛みを背負ったあとの心身に何が起き、どう感じ、どう生きてきたのか。二人の個人的な歩みを社会背景と重ね合わせながら、池田鮎美(性暴力を考えつづけるプラットホーム「プラネチカ」代表)、田口ローレンス吉孝(社会学者)、蟻塚亮二(精神科医)との対話、さらに韓国・光州民主化運動の取材を通して、性暴力、差別やヘイトスピーチ、国家暴力などがもたらすトラウマの実態を浮き彫りにする。

トラウマの回復は一直線ではない。安易な克服の物語に抗い、「弱さ」と共に生きられる社会をどうすれば築けるかを問いかける。

<目次より>
1 実名で、声をあげるということ――性暴力について (安田菜津紀)

2 壊れているのは、私たちじゃない――被害者の主体を奪う社会構造 (対談 池田鮎美×安田菜津紀) 

3 元気に見えても、限界だった――ルーツ語りと受傷  (安田菜津紀)

4 自分が自分として存在できる社会へ――マイクロアグレッションと排外主義 (対談 田口ローレンス吉孝×安田菜津紀)

5 個人の痛みが、社会の記憶になるとき――光州民主化運動と国家暴力 (安田菜津紀)

6 悲しむ権利――喪失とグリーフケアをめぐる旅 (佐藤慧)

7 よくここまで生きてきた――トラウマを体験した人へのまなざし (鼎談 蟻塚亮二×安田菜津紀×佐藤慧)

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