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そうだ、山に行こう

そうだ、山に行こう

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著者/沢野ひとし
出版社/百年舎 
サイズ/224ページ 21*15cm
発行(年月)/2025年5月

 

「ありがとう。用意周到な男」

自宅近く(町田)の七国山から剱岳、穂高、さらにはスイスのアイガーに至るまで、三十編の山行記を「思い出の山」「思考の山」「別れの山」とテーマ別に章立て。なかでも、齢八十を迎えた筆者が亡くなった友を想う「別れの山」には、人生の意味を改めて考えさせられる。他、かつて娘と滞在したハワイ島や谷川俊太郎さんの北軽井沢の思い出などを綴った章「もう一度行きたい」など49話を収録。『ジジイの片づけ』など「ジジイシリーズ」に次ぐ沢野ひとしの最新刊のエッセイは「山」! 読めばたちまち山に行きたくなる。

「山のてっぺんには都会での悩みを消す、自然界の力があふれている。街ではいつも不平不満に明け暮れる人でも、山に入ると穏やかな顔をして歩いている。 山の頂で怒った人をこれまで見たことがない。ということは、山登りには精神を浄化し、体から毒素を抜き去る大きな要素があるのだろう」(まえがき より)

<目次より>
まえがき

1章 思い出の山
弥彦山のアルバイト
ロッククライミング講習会
初めての縦走
青春の剱岳
小川山・廻り目平
奥又白池から前穂北尾根
私には山歩きがさらに大切になってきた
三回目の金峰山
息子の山登り放浪記
用意周到な男
星降る夜のビバーク
城山の春
地図と磁石
失ったシェラカップ
散歩道の七国山
富士山とともに

2章 思考の山
アンバランスな登山環境
加藤泰三『霧の山稜』
酒と旅の歌人、若山牧水
野辺山とロケット戦闘機
身の丈に合った山へ

3章 別れの山
ある登山家の遭難死
芝倉沢の思い出
山と酒
あの人が居なくなる
山のめしはシンプルが一番
ゴキさんの死
榛名山で友を回想
岩登りと酒と登攀史
ある編集者の思い出

4章 もう一度行きたい
屋久島にもう一度行きたい
娘ともう一度行きたいハワイ島
谷川俊太郎さんの北軽井沢の真四角の家
トランクはもうひと回り小さめに
兄が教えてくれた新宿・紀伊國屋書店とカキフライの楽しみ
もう一度ルーアンに行きたい
夢の“最後の晩餐

5章 信州と山旅
哀愁の高原列車に霧が降る
恋と水の町松本
自分と向き合う温泉

6章 山が呼んでいる
利尻山
大雪山 朝日岳
八甲田山 大岳
飯豊山
剱岳
奥穂高岳
赤岳
北岳
富士山

あとがき

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