コーヒーについてぼくと詩が語ること
コーヒーについてぼくと詩が語ること
著者/小山伸二
出版社/書肆梓
サイズ/312ページ 15*10.5cm
発行(年月)/2025年5月
世界のことを考え、戦争や文学をそしてコーヒーを語ること
コーヒーを語ることは世界を語ること。中世イスラームの地で生まれたコーヒー飲用文化の起源から、21世紀の新潮流まで。コーヒーの飲用文化の起源から21世紀の新潮流までを、アラビア、欧米、そして日本の詩人たちの作品をたどりながら、独自の視点で縦横無尽に語り尽くします。巻末にはコーヒーの基礎知識、注釈、参考文献一覧も。
文庫化にあたり文筆家・喫茶写真家の川⼝葉子さんの解説文も。「街角のカフェで何気なく一杯を口にするとき、たちのぼる湯気とともに、コーヒーが背負う光と影、コーヒーに思いを託した詩人たちの詩が浮かび上がってくる。」(解説文より)
<目次より>
コーヒーを愛する未知のあなたへ 
おいしいコーヒーをもとめて
第1章 旅するコーヒー
 1 はじめに、あるいは道草から始まる物語 
 2 ニコのコーヒーをめぐる冒険 
 3 眠りたくない夜のために 
 4 「カフェ的」なるものの誕生 
 5 日本でのコーヒー文化の進化 
 6 手のひらの時代のコーヒー 
第2章 ソクラテスのカフェ
 1 哲学カフェ 
 2 詩とコーヒー 
 3 スーフィーのコーヒー 
 4 移動と変容 
 5 ふたたび、戦争 
 6 戦争と映画 
 7 最後のコーヒー 
第3章 コーヒー文化論一九六八/二○一八
 1 明治維新から 
 2 学生たちの「反乱」 
 3 食の総合出版社のこと 
 4 コーヒーをめぐる書籍 
 5 コーヒーの雑誌『blend』 
 6 異彩を放った著者 
 7 二十一世紀のコーヒー文化 
 8 新しい雑誌の登場
第4章 「詩とコーヒー」試論
 1 禁酒法の国のコーヒー 
 2 ユーカーズにおける「コーヒーの詩」 
 3 朝に一杯のコーヒーを 
 4 コーヒーは詩を響かせるか 
コーヒーの基礎知識 
注釈 
参考文献一覧 
本書に登場した映画 
単行本のための「あとがき」 
あとがきにかえて
解説 コーヒーとコーヒーをめぐる詩について私が読んだこと(川口葉子) 
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