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上林曉の本 海と旅と文と

上林曉の本 海と旅と文と

通常価格 ¥2,640 JPY
通常価格 セール価格 ¥2,640 JPY
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税込

著者/山本善行
写真/鈴木理策
出版社/夏葉社
サイズ/240ページ 19.5*13.5cm
発行(年月)/2025年3月

 

この頃毎日のように、レコオドをかけている。

これまで、『星を撒いた街』、『故郷の本箱』、『孤独先生』と 3 冊の上林暁(1902―1980)の本を刊行してきた夏葉社。太宰治と同時期にデビューした作家は、心を病んだ妻を見つめ、のちに脳溢血によって半身不随となったあとも、震える左手で小説を書き続けました。

本書『海と旅と文と』はその作家の波乱に満ちた生涯と作品を紹介する、読み応えたっぷりの「作家案内」です。冒頭の32ページでは、写真家・鈴木理策が作家の故郷である高知県の海沿いの町を撮影しています。その他、上林の小説が4本、震える手で書いた直筆原稿が12ページ、全小説集案内、木山捷平、野呂邦暢、関口良雄らが書いたエッセイが掲載されています。編者は山本善行(古書善行堂)。ずっと大切にしたくなる、美しい本です。

<目次より>
巻頭写真 鈴木理策

四国路
秀才
愛の詩集綺譚
マヅルカ

作家案内

家族と作家たちが綴る上林暁のこと
父のこと  大熊伊禰子
頑固な精神 高杉一郎
上林文学の故郷で 大原富枝
上林暁と酒 浅見淵
そばの味 木山捷平
上林先生断章 山高登
上林暁先生訪問記 関口良雄
上林さんを訪ねる 野呂邦暢
上林さんの「顔」 久保孝雄
兄のこと 徳廣睦子

直筆原稿「臘梅」

上林暁全創作集案内 山本善行

父と母の会話 大熊伊禰子さんに聞く

上林暁の魅力 山本善行

在庫切れ

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