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小名浜ピープルズ
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著者/小松理虔
出版社/里山社
サイズ/256ページ 19*13cm
発行(年月)/2025年5月
ぼくたちはいまもここにいる
東日本大震災と原発事故から10年。魅力的な地元の人々と話し、綴った、災間を生きるすべての人へ捧ぐ渾身の初のエッセイ。
東北にも関東にも、東北随一の漁業の町にも観光地にもなりきれない。東日本大震災と原発事故後、傷ついたまちで放射能に恐怖し、風評被害は受けたが直接的被害は少なかった、福島県いわき市小名浜。著者は、この地で生まれ育ち〈中途半端〉さに悶えながら地域活動をしてきた。当事者とは、復興とは、原発とは、ふるさととは――10年を経た「震災後」を、地元の人々はどう捉え暮らしてきたのか。魅力的な市井の人々の話を聞き、綴った、災害が絶えない世界に光を灯す、渾身の人物エッセイ。
他者(矛盾)を自分の中に招き入れ住まわせて、儀礼抜きに、迂路を介さず、問い問われ、問い直し、倫理を探し求めている」 ― 柳 美里( 小説家)
「〈中途半端〉の一語に自分の靄(かすみ)が晴れ、見知らぬ人々の顔がくっきりと見えてくる」 ― 三宅 唱( 映画監督)
<目次より>
「震災10年」と名物女将が守るチーナン食堂
処理水放出と海辺のまちの生業
老舗温泉旅館に生まれた原子力災害考証館
楢葉ルーツの解体業者がつくる未完の映画館
若き作家と響き合う常磐炭鉱の念
「被災地」であり、「被災地」でなかった双葉高校で
復興工事の現場から手繰り寄せる線
「そこにいく」から始まることーアシスタントの〈イチエフ〉視察記
流転する記者と重ね合う〈ふるさと〉
博覧強記の先輩と見渡す、複数ある世界
我が子と語り合う、10万年後のこと
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