新版 学校では教えてくれない差別と排除の話
新版 学校では教えてくれない差別と排除の話
著者/安田浩一
出版社/皓星社
サイズ/261ページ 19*13cm
発行(年月)/2025年9月
誰もが自分と同じように生きている
自分がされていやなことは他人にしない。 そんな簡単なことができないのはなぜ?
「なぜ中学や高校で差別や排除を教えないのだろう?」という著者の素朴な疑問をきっかけに、2017年に刊行された『学校では教えてくれない差別と排除の話』。5刷を記録するロングセラーの本書が、この度リニューアルしてかえってきました。外国人労働者、ヘイトスピーチ、そして沖縄。現代日本の差別と排除の問題を、豊富な現場での取材を元に語り、解決への道を示します。新版発行にあたり、新型コロナウイルス禍による差別や排除の問題、そしてクルド人差別の現場の様子などを加筆しました。さらに、著者の友人であり、難民問題にも取り組んでいるイラストレーター・文筆家の金井真紀さんとの対談を追加収録します。
<目次より>
◆プロローグ
外国人労働者は奴隷じゃない!
ヘイトスピーチ-憎悪に満ちた言葉はなぜ生まれるのか-
私たちは沖縄のことを、どれだけ知っているのでしょう?
◆1「いじめられっ子」と「いじめっ子」のはざまで
父の転勤、僕の転校、そしていじめ
高卒後、社会運動を経て週刊誌の記者になる
ライフワークとなった「労働問題」の取材
そして、興味の対象は日本で働く外国人労働者へ
◆2なぜ僕は差別や排除に興味を持つようになったのか
中国人実習生の実態
外国人技能実習制度とは
外国人を奴隷のように働かせる経営者たち
日本経済がもたらした悲劇
実習生を安い賃金で働かせる仕組み
経営者の言い分にも一理あるが……
◆3排除される外国人労働者
外国人労働者がいなければ、日本の農家はまわらない
建前のうえでは外国人を国内で働かせない理由
技能実習制度をやめた韓国
かつて日本は外国に労働者を送り出していた
研修生が起こした殺人事件
◆4ある実習生が見た日本の現実
日本に裏切られ、残念で悲しい
苦しめるのも助けるのも日本人
排除されている外国人労働者は実習生だけではない
◆5差別する人々との出会い
気持ち悪い人々
ネタになると思って取材したものの……
差別が生み出す被害者
◆6ヘイトスピーチとはなにか
コロナ禍であぶりだされた偏見の数々
ネットのデマとウトロ地区放火事件
憎悪に満ちた言葉の暴力
法律で食いとめられるのか
クルド人にとって理想の地だった日本
普通に生活しているだけなのに
ここ二〇年で外国人住民は三倍以上になったが、犯罪数は激減
ヘイトに怯えて暮らすクルド人の子どもたち
かつては帰るのが楽しみだった街
◆7なぜ彼らは差別するのか
噴きあがるスイッチとは
どんな気分で差別するのだろう
「奪われた感」を持つ人の増加
◆8なぜ沖縄は差別されるのか
僕が沖縄に関わるきっかけ
露骨な差別がはじまるとき
沖縄を知らない「本土の住民」
フェンスの「内側」に囲われる沖縄
知らないことから差別が始まる
なぜ沖縄は「土人」という言葉に敏感なのか
沖縄を伝えつづける
◆9差別や排除とどう向きあえばよいのか
小さな正義感
学校で差別と排除をどう教えるか
差別や排除を見つめるまなざし
無知と誤解
ゆっくりと、少しずつ、ともに生きる
差別と排除のない社会はきずけるのか
◆対談 金井真紀×安田浩一
世界はカラフルで、気持ちいい
差別と排除のない社会のつくり方
新版によせて
安田浩一が選ぶ 差別と排除を知るための本
受取状況を読み込めませんでした
在庫切れ
詳細を表示する