木ひっこぬいてたら、家もらった。
木ひっこぬいてたら、家もらった。
著者/平田提、足立繁幸
出版社/DIY BOOKS
サイズ/144ページ 19*13cm
発行(年月)/2025年3月
これでええやん
生きづらければ、つくるのだ。尼崎「ガサキベース」の店主・足立さんは、300 坪の土地と2軒の家をほぼゼロ円でもらった。それは足立さんがどん底を経験しながらも、つくり続けたから生まれたお話。「経済合理性」は、一つじゃない。生きづらさを抱え「つくれる本屋」を開いた著者との対話から、生き方を探る一冊。
兵庫県尼崎市のガサキベース。工場をリノベーションしたその場所は、コーヒーも飲めるし、DIY を教えてくれる不思議な場所。店主の足立繁幸さんはガサキベースの縁で島根の家を1 軒タダで譲り受け、その家の木を引っこ抜いていたら、うしろのもう1 軒ももらうことに。どうしてそんなできごとが起こったのか? 足立さんの幼少期からの生きづらさ、家族・DIY・仕事・お金……現代人に共通する悩みとともに紐解いていきます。つくれば人とモノの縁がつながる。
<目次より>
はじめに
『わらしべ長者』みたいなできごとはなぜ起こった?
なぜ空き家が増えるのか
経済合理性って何だ?
疲弊の果てのDIY BOOKS
人生はDIYでしかない
ガサキベース=「オムツの履き替え場所」
焼け野原のあとの、島根で
モテるために始まったDIY道
DIYと愛と「巣」
カクカクしていたあのころ
ガサキベースの誕生と変化
買うことで自分を高める機会と縁が切れる
メイカームーブメントと、ブリコラージュ、そして編集
作為的でない美しさと「普通」
いろんなかたちがあっていい
新しい家族との出会い
里親という家族のかたちと「波紋」
ガサキベースをちゃんと死なせたかった
「アマ」ではなく「ガサキ」なのはなぜか
手を動かすと昔と繋がる
子どもにはDIYをさせよ(まず大人から)
二項対立と秩序
生命はエントロピー増大に抗い「系」をつくる
人は自分の「系」をつくる存在
木を引っこ抜いてみた
愛のあった家と、ルーツへ
親心と戦争と百姓
根っこを逆に帰る
それぞれの論理へ
つくるから縁ができる
論理的思考は一つではない
根を張って生きる
終わりにかえて。文とつくること
あとがき
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