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海をこえて

海をこえて

通常価格 ¥1,980 JPY
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著者/松村圭一郎
出版社/講談社
サイズ/288ページ 19*13cm
発行(年月)/2025年9月

※初回サイン本は完売いたしました。

 

誰がどこで人間として生きられるのか

人の移動を、ひとりの人生として、世界のあり方として、どう語るか?

「私にとって「移動」という問いは、学問的な探究という枠に収まるものではない。むしろ、互いの人生に巻き込み、巻き込まれた者として課された「宿題」なのだ」(本書「はじめに」より)

エチオピアの村で生まれ育ち、海外へ出稼ぎに行く女性たち。長年、村に通う文化人類学者の著者は、その話に耳を傾け、歩みを追いかけてきた。彼女たちの実感やリアリティと、海をこえて移動する人びとを国家の視線でとらえる言説と……。その隔たりをどう問い直し、語るか。考えながら綴るエッセイ。

<目次>
はじめに  移動する人が見ているもの
第一章 国境のはざまで 
第二章 フィールドで立ちすくむ 
・フィールドノート1 女性たちの旅立ち
第三章 人類学は旅をする 
第四章 移民が行き交う世界で 
・フィールドノート2 変わる家族のかたち
第五章 移民の主体性をとらえる 
第六章 移動する何者かたち 
・フィールドノート3 知りえない未来を待つ
第七章 「人の移動」という問い 
・フィールドノート4 揺らぐ夢の行方
第八章 移動の「夢」が動かすもの
おわりに 対話をつづけるために

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