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記憶/物語

記憶/物語

通常価格 ¥1,980 JPY
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著者/岡真理
出版社/岩波書店
サイズ/126ページ 18*13cm
発行(年月)/2026年9月

 

パレスチナ人であるがゆえに民族として被る<出来事>

或る出来事--しかも、暴力的な--体験を言葉で語ることは果たして可能だろうか。もし不可能なら、その者の死とともにその出来事は、起こらなかったものとして歴史の闇に葬られてしまうだろう。出来事の記憶が、人間の死を越えて生き延びるために、それは語られねばならない。だが、誰が、どのように語り得るのだろうか。

<目次より>
はじめに――記憶を分有するために

Ⅰ 記憶の表象と物語の限界
 第1章 記憶の主体
  1 到来する記憶
  2 余剰と暴力
 第2章 出来事の表象
  1 小説という語り
  2 表象しうる現実の外部
 第3章 物語の陥穿
  1 虚構のリアリズム
  2 出来事の現実
  3 物語への欲望
  4 物語の欺瞞/欺瞞の物語
  5 否認される他者
 第4章 記憶のポリティクス
  1 傷痍兵という出来事
  2 記憶を語るということ
  3 否認の共犯者

Ⅱ 表象の不可能性を超えて
 第1章 転移する記憶
  1 外部の他者へ至る道筋
  2 ヘル・ウィズ・ベイブ・ルース
 第2章 領有することの不可能性
  1 封印される余剰
  2 偽りのプロット
  3 単独性・痕跡・他者
 第3章 出来事を生きる
  1 出来事の帰属
  2 難民的生の生成

Ⅲ 基本文献案内

あとがき

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