アルテリ 八号
アルテリ 八号
著者/田尻久子(責任編集)
出版社/アルテリ編集室
サイズ/176ページ 21*14.5cm
発行(年月)/2019年8月
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どやんやって乗り越えてきなはったとですか
熊本の文芸誌『アルテリ』。第八号は、渡辺京二さんへの2万字インタビュー 第2弾掲載。
「私でなからんば私の気持ちは分からんと。
いくら人に言うたでちゃ。
自分の子がよ、ね、8年目にようよ生まれた子が、
親の目の前で目の見えんごつなっていって、
耳も聞こえん、口から何も食べはならんて、
そん姿ば見ていく母親の気持ちは、
どしこ言うたでっちゃ、人には分からんだろうち、
私は思うと」
「熊本でしか通用しない文化人になるんじゃなくて、
東京に出したって世界に出したって
通用するようなね...(中略)
そういうような物を書く人、研究をする人、
あるいは読書人をね、そういう層をね、
地方で作りたいとずっと思って来た」
「その辺に咲いている花のなんでもない絵が一枚あるだけで、
人は心の底の方に留めておいた言葉をフッと解放したり、
人と人の間に柔らかな会話を生む力があること」
<目次より>
無題 石牟礼道子
当たり前のこつじゃっで 浪床敬子
この身体に現象を宿らせて語る 斎藤陽道
春の小川 伊藤比呂美
つじつまの合った話の話 跡上史郎
渡辺京二2万字インタビュー #2 アルテリ編集室
ガリガリ物語⑥ 磯あけみ
悲しみの前に -グリーンアイの挽歌- 内田良介
丸窓 坂口恭平
いなかぶり 雪田倫代
オメカケ性の女 三砂ちづる
おしゃらさま 石牟礼道子
握手 田尻久子
拝啓、女房どの 関敬
花の絵を描くこと 小池アミイゴ
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<関連書籍>
『アルテリ 六号』
『アルテリ 七号』
『アルテリ 九号』
『顔 (別冊アルテリ#001)』
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