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水はみどろの宮

水はみどろの宮

通常価格 ¥770 JPY
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作/石牟礼道子
絵/山福朱実
出版社/福音館書店
サイズ/264ページ 17*13cm
発行(年月)/2016年03月

 

美か山の精をば、分けてもらいよるとぞ

  「自分の躰の深いところから、
   じわじわと、
   いのちが湧いてくる感じがして、
   お葉は息を吸った」

七つになるお葉は、山犬らんに導かれて山の懐へと入っていく。山の湖の底深く、「水はみどろの宮」の穢れを祓う千年狐のごんの守と出会ったお葉は、山の声を聴くようになった。そんなお葉のもとに、片目の黒猫おノンがやってくる。やがて山の精たちの祀りに招かれたお葉が見たものとは…。「遠い原初の呼び声に耳をすまし、未来にむけてそのメッセージを送るために」、作者から子どもたちに贈る珠玉の物語。(小学校高学年~大人まで)

  「なんの、むずかしゅうても、
   この世でいちばん美しかものを
   探すのじゃけん、
   飛んでゆくたびに、魂が高うなる」

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