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ほどくよ どっこい ほころべ よいしょ
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著者/伊藤晃
絵/てるて
出版社/自然食通信社
サイズ/256ページ 19*13cm
発行(年月)/2020年3月
暗闇へ 梢をのばす くにつくり
百姓になって30年。津波で崩れた原発神話。列島を覆い、土や水と農の営みに降り注いだ放射能という異物。3.11から9年。命あるものと向き合う百姓は今、何を想う。
「気象も含め
森羅万象
お天道様が決めることだから
人類の生き死にも
きょう蒔いた菜っ葉の行く末も
不確かだ
でも今私たちは
お天道様の生き死にも
ちっぽけに思える
大きな摂理 律動の渦中にあることを知っている」
「私たちが取り戻したい相手は自分自身です。
思い出したり、気づいたり、
息づかいや、一挙手一投足の中に、
元気を回復します。…(中略)
数十年前に人々が持っていた、
原始力ともいうべき力を、
自分の中に見つけることから始めます」
野菜とともに送られた『菜園だより』、2011年3月10日から7年分を掲載。
「これは正真正銘、本物の百姓が地球と対話しながら紡いできた、そういう言葉による本だ。土から丹精された正直な作物のように、伊藤さんの言葉は実体験を通り、一滴一滴落ちてくる。それは清澄な詩、強靭な哲学となってまっすぐに私たちの心と体に届き、胸に響く。借り物の思想、虚しい言説が巷に溢れるなか、本物の怒り、絶望、そして甦る希望がここにある。何より、自然とともに生きることへの、湧き上がるような喜びが!私たちは、簡単には消えていかない。」 (梨木香歩 帯文より)
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