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それを、真の名で呼ぶならば

それを、真の名で呼ぶならば

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著者/レベッカ・ソルニット
訳者/渡辺由佳里
出版社/岩波書店
サイズ/244ページ 19.5*13.5m
発行(年月)/2020年1月

 

世界を変える作業の鍵

選挙の不正とトランプ政権の横暴、女性蔑視、民族・人種差別、ジェントリフィケーション、警察や刑務所の圧制、貧困、そして、気候変動と災害・・・。現在の危機を歴史から再考し、すりかえや冷笑に抗い、本当の言葉=真の名を呼ぶことで、予測不能な未来への希望を見いだす。現代アメリカの水先案内人による、勇気に満ちたエッセイ集。

「悲しみや怒り、不眠、憤慨そのものは力ではない。けれども、そうした感情は、公共心がある国民に対して、堕落した選挙と処罰を逃れたままの法律違反によって盗まれたこの国を取り戻すことができるかもしれないと証明してくれる。そして、わたしたちが行動に移すときが、もうじき来るかもしれない」

<目次より>
まえがき――政治とアメリカの言語
脇の下の垢(あか)

Ⅰ 大統領選挙の破壊的影響
 ドナルド・トランプの孤独
 ミソジニーの標石(マイルストーン)
 二〇〇〇万人の失われた語り手たち

Ⅱ アメリカに渦巻いている感情
 孤立のイデオロギー
 無邪気な冷笑家たち
 憤怒に向き合う
 聖歌隊に説教をする

Ⅲ アメリカの境界
 気候変動は暴力だ
 国の土台に流された血
 生まれ故郷のジェントリフィケーションに殺された男――アレックス・ニエトの殺害と、殺伐としつつあるサンフランシスコ
 内にも外にも行き場のない人たち
 籠の中の鳥――死刑囚を訪問して思うこと
 記念碑をめぐる闘い
 社会の一員になる八〇〇万の方法
 スタンディングロックからの光

Ⅳ 可能性
 ブレイク・ザ・ストーリー
 悲しみのなかの希望
 間接的に起こる成果を讃えて

訳者あとがき――真の名を探し、ストーリーを伝えつづける努力の大切さ

在庫切れ

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