研究者が本気で建てた ゼロエネルギー住宅
研究者が本気で建てた ゼロエネルギー住宅
著者/三浦秀一
出版社/農山漁村文化協会
サイズ/240ページ 21*15cm
発行(年月)/2021年1月
エネルギー自給と快適さの追求は両立できる
エネルギーに興味を持っている人のなかには、自分の家でも再生可能エネルギー使ってみたい、作ってみたいと考える人も確実に増えている。だがエネルギーを選び、取り入れる手順や方法はわかりにくい。本書は著者自身がゼロエネルギーハウス(ZEH)をつくった経験を糸口に、そもそもZEHとはどういうもので、どこから手をつけたらよいか。エコが前進しているかどうかの尺度など、具体的に解き明かしていく。主なエネルギー源として太陽光発電をカバーするが、とくに太陽熱や木質バイオマスなど熱利用や省エネにポイントにおく。
「人間らしい生活や、自分が生きていくために必要なことは、自分で組み立てていきたいという意識を持つ人が少しずつ増えてきました。...(中略) 食の安全がいろんなところで問題になり、安心安全な食べ物を求めていると、自分でつくるところにたどり着き、自家菜園を始めたという方も多いでしょう。...(中略) それと同じように原発事故の問題や地球温暖化の問題を考えていくと、自分が使うエネルギーを電力会社や他人任せにしたくない、再生可能エネルギーを使いたい、そして自分でエネルギーをつくりたいというように意識が高まっていきます。エネルギーには食べ物のようなおいしさの違いはないかもしれませんが、その代わりに環境を守るという社会的達成感があります。」
<目次より>
01 私のエネルギー自給実践録
02 省エネ住宅を正しく理解する
03 省エネ住宅を建てるポイント
04 エネルギーのものさしで比べる住宅全体の省エネ
05 ゼロエネルギー住宅にする太陽エネルギー
06 森のエネルギーの暖房
07 省エネ住宅でこそ活きる森のエネルギー
08 ゼロエネルギー住宅と蓄エネ
09 木のエネルギーで本当のゼロエネルギー住宅
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