わたしがテピンギー
わたしがテピンギー
作/中脇初枝
絵/あずみ虫
出版社/偕成社
サイズ/32ページ 29*24cm
発行(年月)/2022年1月
ひとりのこらず、赤いふくを きています
テピンギーは、おかあさんがなくなって、あたらしい母親とくらしている女の子。ある日、知らないおじいさんの召使いにされそうになりますが、友達の家をまわって、あることを頼みます。ハイチにつたわる、すてきなひらめきと友達の助けで困難をのりこえた女の子の昔話。
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むかし、あるところに、
テピンギーという おんなのこが いました。
テピンギーのおかあさんは なくなって、
あたらしい母親が やってきました。
それから、おとうさんも なくなったので、
テピンギーは あたらしい母親と ふたりぐらしになりました。
このははおやは いじわるで、
テピンギーには なにも わけてやりたくないと おもっていました。
(本文より)
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<女の子の昔話えほんシリーズについて>
あなたが知っている昔話の主人公は、男性が多いのではないでしょうか。女性が主人公の場合も、ひかえめでおとなしい女性ではないでしょうか。絵本になるのはそういう昔話が多いのですが、語りつたえられてきた昔話はもっと豊かで、へこたれずに自分なりの幸せをつかむ、いろんな女性たちが登場します。これまで知られてこなかった、そんな主人公の昔話を絵本にして、これからの世界を生きるこどもたちに贈ります。
(4歳~)
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<関連書籍>
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