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そこから青い闇がささやき
そこから青い闇がささやき
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著者/山崎佳代子
出版社/筑摩書房
サイズ/256ページ 15*10.5cm
発行(年月)/2022年8月
けれども、世界は間違えなかったのでしょうか
「最初は、死者が名前で知らされる。それから数になる。最後には数もわからなくなる……」。旧ユーゴスラビア、ベオグラード。戦争がはじまり、家、街、友人、仕事……人々はあらゆるものを失っていく。そして、不条理な制裁と、NATOによる空爆がはじまった。日本への帰国を拒み空爆下の街に留まった詩人が、戦火のなかの暮らし、文学、希望を描くエッセイ集。解説 池澤夏樹
<目次より>
Ⅰ カラタチの花、トランク
小さな自叙伝/写真のないアルバム
Ⅱ こどもの樅の木
昼下がりのバスストップ/燃え上がる炎/投獄された人々/黒い花
Ⅲ 光る朝の雪
見えない戦争/わたしの国の物語
Ⅳ ひなぎくの花
向日葵の女の子/麦畑の娘たち/水の情景/野原、馬
Ⅴ 鳥のために
境界の文学/橋をめぐるものたち/デサンカさんのこと
Ⅵ あどけない話
花冷え、空襲警報/宇宙と、声と、沈黙と──ベオグラードは生きている/小さな声、かすかな音/歌、私たちが光を呼びもどすとき/一九九九年、春/隠された声たち──人間らしい人間のために/バスの伝説
Ⅶ 泳ぐ花嫁
本という贈り物/そして島は漂いはじめた──映画「アンダーグラウンド」/おわり、或いは、あたらしいはじまり
文庫版『そこから青い闇がささやき』によせて
解説 池澤夏樹
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