はしっこに、馬といる
はしっこに、馬といる
作/河田桟
出版社/カディブックス
サイズ/124ページ 18.5*13cm
発行(年月)/2015年3月
馬は人間のように考えない
『馬語手帖―ウマと話そう』の続編。横長の文庫になりました! 与那国島の自然の中で、相棒のウマと暮らしているうちに見えてきた、これまでとはちがうコミュニケーションの形について、とても個人的な視点から書いています。
身体的に力がなかったり、ウマに対して強く接することが苦手だったり、すこし「弱い」部分を持ったヒトが、ウマとコミュニケーションを取るためにはどうしたらよいかを考えていく本、と言ったらいいでしょうか。
ヒトが答えを決めて、それに添うようウマに動いてもらうのではなく、ウマの話に耳を傾けながら、一緒に考え、一緒に答えを探していく、静かなコミュニケーションです。
強くならずとも、ウマとつきあうことはできますよ、そこにはものすごく豊かな世界が広がっていますよ、と、だれかに伝えたくて、この本を作ったのかもしれません。
<目次より>
life with a hourse
ウマと暮らす
野生へつながる扉
powerless
非力であること
強くならずにウマとつきあう
ウマトヒトの関係
なにもしないヒト
事件は起こる
talking with a horse
力を使わずに会話する
そばにいる
見るだけでもいい
336時間
粘土のような
順位づけ
自分の空間
距離のとりかた
馬語の間合い
タイミング
見るだけでもいい2
ウマ・メーターを感知する
危険を避ける
こころの言葉
からだの言葉
passive communication
パッシブなコミュニケーション
リアクションで会話する
「NO」と言ってもいい
「待って」と「ゆっくり」
「すきま」があること
「半々」でウマに乗る
different views
ちがう風景を見ている
受け入れ変化してゆく力
応答性
王国
「かしこさ」の角度
はずれたウマのおもしろさ
あとがき
文庫版あとがき
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<関連書籍>
『ウマと話すための7つのひみつ』
『馬語手帖』
『くらやみに、馬といる』
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