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京都不案内

京都不案内

通常価格 ¥1,760 JPY
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著者/森まゆみ
出版社/世界思想社
サイズ/248ページ 19*13cm
発行(年月)/2022年12月

 

「ぶぶ漬け神話」は、東京の私たちにはいまだに強く信じられている

市民運動のやり過ぎから免疫低下でがんになった。治療の後、体にいいことをするため京都へときどき転地。気功をし、映画を見、銭湯に入り、ごはんを食べて語り合う。観光客の集まる古都とは違う何かが見えてくる。

「還暦を過ぎて、ふたたび京都に通うようになった。それまでは、仕事で行っても、ゆっくり滞在しないですぐに帰ってきた。ホテルも高いし、食べ物屋も高い。名所旧跡は混んでいる。もうひととおり見ちゃったしな。それも今よりずっと空いている、風情のある時代に。それに私は京都がなんとなく苦手だった。理由は判然としない。しかし、大きな病を得て、私は京都で樹木気功をやることにしたのである。」(はじめに より)

<目次より>
はじめに
第1章 樹木気功で体を治す 
第2章 バスと自転車 
第3章 ゲストハウスとアパート探し 
第4章 カフェとシネマ 
第5章 がらがらの京都 
インタビュー① 法然院貫主・梶田真章さんに聞く――学びの場としてのお寺
 
第6章 散歩で建築を楽しむ 
第7章 古都の保存と開発 
第8章 宿の周りでひとりごはん 
第9章 京料理屋の大忠にて 
第10章 吉田山の話 
インタビュー② 女性史・生活史研究の西川祐子さんに聞く――偶然を必然に変えて
 
第11章 鴨長明『方丈記』と「足るを知る暮らし」 
第12章 子規の京都 
第13章 吉井勇と祇園 
第14章 漱石の女友達・磯田多佳 
インタビュー③ 染織家・志村ふくみさんに聞く――“見えないもの”に導かれて
 
第15章 つたちゃん、たねちゃんのこと 
第16章 ヒッピーとタイガース 
第17章 居酒屋で聞く話 
第18章 五代友厚と二人のスリランカ人 
インタビュー④ 田中ふき子さんに聞く――農婦として六〇年  
京都リヴ・ゴーシュ――あとがき

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