おんなのことば

著者／茨木のり子
出版社／童話屋
サイズ／157ページ 15*10.5cm
発行(年月)／1994年8月

こころに、水やりを

詩人・茨木のり子さんの作品の中から、代表作を集めた詩集。「自分の感受性くらい」　「わたしが一番きれいだったとき」　「見えない配達夫」　「落ちこぼれ」　「聴く力」　「汲む」他。
初心の初々しさを忘れ、傲慢になる大人たちへ警鐘をならしてくれる、茨木さんのことばは、人生の時々に読み返したいものばかりだ。

　「初々しさが大切なの
　　人に対しても世の中に対しても
　　人を人とも思わなくなったとき
　　堕落が始まるのね」

　　「あらゆる仕事
　　すべてのいい仕事の核には
　　震える弱いアンテナが隠されている　きっと・・・」

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<関連書籍>
『女がひとり頬杖をついて』