別冊太陽　棟方志功

出版社／平凡社
サイズ／160ページ 29*22cm
発行(年月)／2023年9月

クマノコ　ツレテカエル

素朴で奇人的という従来のイメージから離れ、民藝運動や仏教の思想を自らの芸術に昇華し、幅広い活動で国際人となっていくアクティブなアーティストとしての人物像に迫る。

<目次より>
板画の道を極める

棟方志功の生涯　石井頼子
一　幼少時代から上京まで
二　画工時代、版画家への決意
三　民藝との出会いと開眼
四　戦局の激化、福光への疎開
五　国際舞台での活躍
六　幅広い芸業への跳躍

コラム
「熊の仔」と「鐘溪之神」　鷺珠江
棟方志功の茶
荻窪の家

コラム　棟方をめぐる人びと
1　松木満史
2　赤城チヤ
3　大原總一郎
4　ベアテ・シロタ・ゴードン
5　草野心平

写真家のみた棟方志功

知られざる棟方志功「装画本」の世界　山本正敏

棟方志功の創造と宗教性　松井健

幻の棟方志功に会いに行く　倉敷・旧大原邸

棟方志功”成熟”の地　志功さんが愛し、愛された福光

棟方志功とアメリカ　木下京子

棟方志功は今、最も重要な作家の一人　永井龍之介

再録　我はゴッホになる　棟方志功

棟方志功にいつでも会える美術館
棟方志功　略年譜