玉村豊男のポテトブック

著者／玉村豊男
出版社／朝日出版社
サイズ／128ページ 18*18cm
発行(年月)／2023年9月

どこでタラを食べても、茹でたジャガイモがついてくる

「ポテトチップスはクレームから生まれた?」　「フレンチフライは戦争とマックで世界に広がった?」　「ジョエル・ロブションの、世界一のマッシュポテトの作り方とは?」

ジャガイモの起源から歴史、食文化、料理法など、ユーモアあふれる文章で、徹底的に思考した一冊。美しいイラストレーションで繰り広げられる、レシピ本でも、エッセイ集でもない、読んで美味しい、見て楽しい、まるごとポテトブック。ジャガイモをめぐる知的冒険。

<目次より>
はじめに　伊丹十三さんの思い出

[ポテトをめぐる物語]
新大陸の贈りもの/不謹慎な植物/戦乱と飢饉のヨーロッパ/タラとジャガイモの出会い/ジャガイモの食べ方/海を泳ぐ黄金/スープの語源/失われたパン/土のないジャガイモ畑/イモに月が出ている/アイリッシュ・シチュー

[ジャガイモという不思議な植物]
ノアの箱舟/コモンポテト/ジャガイモ博士に聞く/インカ帝国の知恵
　
[ポテトの料理法]
ポテトチップス/フレンチフライ/ベークドポテト/ローストポテト/ハッシュブラウン/マッシュポテト/ポテトサラダ

コラム
<ミスター・リーズのサンドイッチ><夜のカフェで><ジャガイモ掘り><料理の四面体><和食とジャガイモ>

おわりに　家庭菜園からの報告