インディアスの破壊をめぐる賠償義務論
インディアスの破壊をめぐる賠償義務論
著者/ラス・カサス
訳者/染田秀藤
出版社/岩波書店
サイズ/368ページ 15*10.5cm
発行(年月)/2024年3月
スペイン人は略奪した財宝をひとつ残らず、賠償する義務を負うのかどうか
スペインによる新世界の征服/支配の正当性を否定し、先住民インディオの自由と人権を訴えつづけたラス・カサス(1484-1566)最晩年の論策。新大陸で略奪行為を働いたすべてのスペイン人たちを糾弾し、先住民にたいする賠償義務の履行方法を具体的に提示する。当時のスペイン人植民地社会を震撼させた警世の書。
<目次より>
凡 例
地 図
以下に掲げる論策の梗概
Ⅰ 疑 問
《疑問一》 カハマルカの財宝について
《疑問二》 貢租の査定が実施されていなかった頃について
《疑問三》 初めて貢租の査定が実施された頃について
《疑問四》 現在、ペルーで実施されている貢租の査定について
《疑問五》 エンコメンデロと関わりのある人たちについて
《疑問六》 金鉱山と銀鉱山について
《疑問七》 墳墓に副葬された財宝について
《疑問八》 グァカへの供物について
《疑問九》 インガのチャカラについて
《疑問一〇》 クスコ占領について
《疑問一一》 インガの支配権について
《疑問一二》 一部の兵士が申し立てている良心について
Ⅱ ラス・カサスによる回答
一 諸原則
第一原則 第二原則 第三原則 第四原則 第五原則 第六原則 第七原則 第八原則
二 回答(結論)
疑問一に対する結論
疑問二に対する結論
疑問三に対する結論
疑問四に対する結論
疑問五に対する結論
疑問六に対する結論
疑問七に対する結論
疑問八に対する結論
疑問九に対する結論
疑問一〇に対する結論
疑問一一に対する結論
《警告》
疑問一二に対する結論
補 注
解 説
参考文献
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<関連書籍>
『インディアスの破壊についての簡潔な報告』
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