13歳からのきみへ
13歳からのきみへ
著者/チャールズ・M・シュルツ、永井玲衣
訳者/谷川俊太郎
出版社/世界文化社
サイズ/160ページ 17.5*13cm
発行(年月)/2024年4月
ぼくはぼくであることで、ひとに好かれたい…
ひとりでがっかりしないで、一緒に考えよう。自分らしく生きるスヌーピーたちの君に寄り添う70のことば。
●友達、将来、学校、恋愛、そして自分のこと…… 簡単には割りきれず、複雑で、悩みと笑いに満ちた10代を生きる君へ。そして、かつて10代だった、おとなたちへ。
●ややこしくて、ずっこけていて、それでも自分らしく生きる「ピーナッツ」の仲間たち。彼らの70のことばを、クスッと笑ってしまう原作コミックと谷川俊太郎による訳、そしていま注目の哲学研究者・永井玲衣の研ぎ澄まされた解説に乗せて贈ります。
わたしは13歳のころ、がっかりした子どもだった。「あなたはあなたのままで」とか「目の前の幸せに気づこう」とか言ってくる本が嫌いだった。かれらは「答え」をくれるのではなく「問い」をつぶやく。教えてくれるのではなく、一緒に悩んでくれる。
――永井玲衣(前書きより)
●インクや製本までこだわり抜かれ、クールで愉快な「ピーナッツ」が表現された一冊は、プレゼントにもぴったりです。誠実な文で読者と原作を繋ぐのは、学校や美術館などいろいろなところで様々な人々と「哲学対話」を行っている、哲学研究者・永井玲衣。
日頃から「哲学対話」などで10代の生の声に真剣に向き合ってきたからこそ、決して読者を子ども扱いせず、友だちのように寄り添って新しい世界の見方を一緒に考えます。
個性豊かなキャラクターたちが、それぞれの在り方で一緒に生きる「ピーナッツ」の世界。本を開けば、哲学的でユーモアにあふれたことばたちが心を軽くしてくれます。本棚に差しておきたい、お守りのような一冊。
<目次より>
1 チャーリー・ブラウンのことば(なんだか頭にくるあいつ!;負けたら、どうする? ほか)
2 ルーシーのことば(自分ファーストで生きる!;ありのままの自分じゃダメ? ほか)
3 ペパーミントパティとマーシーのことば(わたしって変ですか?;学校なんか行きたくない! ほか)
4 ライナスとサリーのことば(こわがりの正体;なんのために勉強するの? ほか)
5 スヌーピーのことば(しあわせってなんだろう?;空気をよむとか、よまないとか ほか)
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