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評伝 森崎和江

評伝 森崎和江

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著者/堀和江
出版社/藤原書店
サイズ/208ページ 19.5*13.5cm
発行(年月)/2025年1月

 

あたし、女とはなにかを知らせる。

近代に分断された人間を乗り越え、生きる“女”に寄り添いつづけた生涯。今、再評価の気運を迎えている森崎和江(1927-2022)。植民地下朝鮮に生まれた「原罪」を問いつづけ、炭坑の奥深くで人間と対峙した『まっくら』や、体を売る女を描いた『からゆきさん』を書き、産む女/産まない女にともに寄り添った。ウーマン・リブやフェミニズム等の運動でなく、「男と分断された女」ではない“女”を問い、晩年は地球と人間を問い続けた森崎和江の生涯をたどる。

<目次より>
はじめに

第一章 地の底へ
 朝鮮から日本へ/『まっくら』/谷川との別れ

第二章 海の果てへ
 海のむこう/『からゆきさん』/『第三の性』をめぐって

第三章 いのちへの旅
 野添憲治との対話/北へ――海の民をたずねて/いのちへ

終章

おわりに

参考文献/森崎和江略年譜

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