減速して自由に生きる ダウンシフターズ
減速して自由に生きる ダウンシフターズ
著者/高坂勝
出版社/筑摩書房
サイズ/304ページ 15*10.5cm
発行(年月)/2014年1月
人生の選択肢は、たくさんある
システムから降りて、好きなことをしても大丈夫! そこには楽しい人生が開けている。
会社を辞め、1年の旅に出た著者。ある晩、三日月が海に沈んでいくのを見た。生まれてはじめて見る、「月の入り」。それまで、愉しいこと、感動することにはお金が必要だと思っていた。ディズニーランドも、映画も、美味しいディナーも、ある程度お金がいる。でも、こんなに感動的な「月の入り」は、毎晩繰り返し起こっているというのに、ほとんど誰も気付かないまま。感動をお金で買うために、ぐったり疲れ果てるまで働くことに夢中になって、空を見上げることすら忘れていた自分・・・。
4年後、著者は東京・池袋に小さなオーガニック・バー 「たまにはTSUKIでも眺めましょ」 を開店する。「稼ぎすぎない」 この店の独自の営業方針については、ぜひ本書を読んで確かめていただきたい。
私は毎日、料理と酒を通じてたくさんの人を見るのが仕事です。
その中でわかってきたのは、
「しかたない」 で世の中の大きな問題を片づけてしまう人は、
たいてい、自分の人生も
「しかたない」 で片づけているということです。
経済成長を追い求める企業でストレスを抱え、自分の時間もなく働く人生よりも、小さく自営し、人と交流し、やりたいことをしたい。幸せに生きる個人が増えることで、社会は変わる。そう考える著者の、開業までの道のりと、開業の様々な具体的なコツと考え方、生き方を伝える本書。自分が開業する/しないに関わらず、このままでいいのか? とモヤモヤしているなら、一度読んでみるといい。
<目次より>
第1章 「豊かさ」のリデザイン
第2章 ビジネスパーソンだったころのパラドックス
第3章 月が沈むとき―旅で得た知恵
第4章 たった6坪の呑み屋―「たまにはTSUKIでも眺めましょ」開店
第5章 ヒマで繁盛しないのに黒字経営!
第6章 「円(カネ)」を儲けるのでなく、「縁(ツナガリ)」を設ける
第7章 自給→自信→自立→自由
第8章 システムから降りる
第9章 ダウンシフターズ
第10章 小ささで世界を変える
最終章 文庫版のために
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