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あるノルウェーの大工の日記

あるノルウェーの大工の日記

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著者/オーレ・トシュテンセン
訳者/牧尾晴喜(監訳)
出版社/エクスナレッジ
サイズ/296ページ 19*12cm
発行(年月)/2017年9月

 

良い仕事をしたら、それが自分の推薦状になる

 私は木を扱う仕事をしている。
 いわゆる 「大工」 だ。

本書は、ノルウェーに実在するひとりの大工が綴った日記である。屋根裏の改築を依頼する一本の電話から、施主への引き渡しまでの日々。クラフトマンシップあふれる著者の視点は、時にユーモアを交えながら、建設業界の厳しい現状やノルウェーの人々の暮らし、そして働くことの誇りと喜びを、淡々と描き出す。ひとが住む 「家」 を支えるのもまた、ひとの仕事である。

 この職業において、
 良質な仕事と悪質な仕事の差は、
 わずか1ミリしかない。


 私は法律にもマイクロエコノミクスにも疎い、
 ただの職人だ。
 仕事のことだけを考えているはずが、
 いつのまにかカウンセラー、社会学者、
 人類学者や歴史学者の役割を
 果たすことになっている。

 手は人生を物語る。
 自分にできること、やってきたことは
 ここに写し出されている。
 この手は私の推薦状であり、履歴書だ。

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