クリスマスのまえのよる

作／クレメント・C・ムーア
訳者／こみや ゆう
絵／ロジャー・デュボアザン
出版社／主婦の友社
サイズ／32ページ 33*16.5cm
発行(年月)／2011年11月

今見たことは、ないしょですぞ

クリスマスの前夜。眠りにつこうとしたその時、外からシャンシャンと音が響いてきた。なんだろう?　パパはベッドから起き上がり、窓を開けた。そこに見えたものは・・・!?

19世紀、アメリカの詩人 クレメント・C・ムーアが発表した詩の中に、プレゼントの袋をかつぐサンタクロース像、空を飛ぶトナカイのソリが、はじめて登場したと言います。そのムーアが1849年に発表したのが、『クリスマスのまえのよる(The Night Before christmas)』。

本書は、ムーアの詩に、『がちょうのペチュニア』等でおなじみ、ロジャー・デュボアザンのクラシカルな絵が加わった絵本です。しかも、靴下に入りそうな細長い判型。家族でひとりだけ、パパが目撃したサンタクロースの姿が、なんと愛らしいことでしょう!　このまま飾っておきたいほど、美しい一冊です。(5歳～)