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新版 死を想う
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著者/石牟礼道子・伊藤比呂美
出版社/平凡社
サイズ/232ページ 17.5*10.5cm
発行(年月)/2018年7月
自分は半端人間という気がするんです
人生の終わりにはひとしなみに死が待っている。
それはとっておきの、最大の、楽しみ。(石牟礼)
水俣病をはじめ多くの死を見つめてきた作家・石牟礼道子さんは、どのように死をとらえ、どう生きるのか? 詩人伊藤比呂美さんが率直に問いかけた、魂の対話。当時、介護と向き合いながら「死とはなにか」と考えた伊藤さんの素朴な疑問をきっかけに行われた対談は、「死」というテーマを足がかりに、若い頃のこと、介護のこと、病のこと、『梁塵秘抄』について・・・、縦横無尽に広がっていく。
石牟礼: よーく丈夫に育ったお野菜を使って、
そして地鶏なんかでちょっとタンパクもあったほうがいい。
お魚もちょっとあったほうがいい。
伊藤: おつくりになるのは野菜のお料理の方が主ですか?
お魚じゃなくて。
石牟礼: 「お料理」というような、
「お」がつくような料理でなくて、「食べごしらえ」
本書は、2007年5月刊行の『死を想う』に、石牟礼道子さんの詩(平凡社ライブラリー『のろとさにわ』の解説、1995年)と伊藤比呂美さんの追悼文(文學界2018年4月掲載)を増補した新版。
<目次より>
第1章 飢えと空襲の中で見たもの
第2章 印象に残っている死とは
第3章 それぞれの「願い」
第4章 いつかは浄土へ参るべき
増補 詩的代理母のような人
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