ちいさいおうち

作／バージニア・リー・バートン
訳者／石井桃子
出版社／岩波書店
サイズ／44ページ 23.5×25cm
発行(年月)／1965年12月

田舎では何もかもが大変静かでした

むかしむかし、静かな田舎に、ちいさいおうちがたっていました。ちいさいおうちは、丘の上から周囲の景色を眺めながら幸せに暮らしていました。

時が経ち、周りには大きな道ができました。工場がたち、にぎやかな町になり、ちいさいおうちには住む人もいなくなりました。ちいさいおうちは,白いヒナギクの花が咲く田舎の景色をなつかしく思うのでした。ある日、ちいさいおうちの前を通りかかった女の人が、この家をじっと見ました。そして・・・!?
　
季節を感じながら静かに暮らせることの喜びを、ちいさな家が教えてくれる、美しい名作絵本。親から子どもへ、世代を越えて読み継いでいきたいロングセラー。
(5歳～大人まで)

<2019年11月　改訂ポイント>

・表紙の文字　「HER-STORY」
・献辞の文字　「TO Dorgie」
・原画原書の色彩をよみがえらせました
・作者の息子によるあとがき収録