sees magazine vol.01
sees magazine vol.01
出版社/inadani sees
サイズ/144ページ 24*18cm
発行(年月)/2025年4月
おばあさんが出てきて、試飲させてくれるんだよ。
長野県伊那市のinadani seesが、「つづいてくまち」を考えるために、温度を感じるまちづくりや、まちのあり方を探して制作したマガジン。創刊号のテーマは「Rescale 」。このテーマには、「規模の再編集」と「新しいものさし」という二つの意味が込められています。地域の資源で経済と社会と自然を循環させていくには、どんなビジネスがあるといいのでしょうか。
大きすぎず、小さすぎない。まちを、仕事を面白くするような、ちょうどいい規模のビジネスはどうすればつくれるのでしょう。そして、ちょうどいい規模のビジネスを実現するためには「新しいものさし」をつくることも大切です。私たちの社会的なものさし、価値観を新たに、地域資源と生きていく規模をつくり直す。これからも地域の風景とともに生きていくために、「Rescale」について考えてみたいと思います。
<目次より>
●特集 Rescale – ちょうどいい規模、新しいものさし
哲学者・永井玲衣さんと”ちょうどいい”を考える編集会議
等身大のローカルインキュベーション – 文筆家・平川克美さんとの対談
身体性とリスケール – 医師・稲葉俊郎さんとの対談 –
●各地のちょうどいいを探しに
海とスケール 「注文が入った分だけ魚を獲る漁師」 岡山県玉野市 邦美丸
有機給食とスケール「地域資源と食から見つめるリスケール」徳島県神山町 Food Hub Project
ごみとスケール 「地域で資源が巡る未来、ごみから見えるちょうどよさ」 京都府亀岡市 ゴミの学校
離島とスケール 「島から見えるちょうどいい未来とは?」大分県日田市 NPO法人 離島経済新聞
畑とスケール「風土を写すシードルづくり」 長野県伊那市 カモシカシードル醸造所
●コラム
森と畑の写真とエッセイ 写真家・高重乃輔
「デンマークとHygge(ヒュッゲ)の間にあるもの」 ニールセン朋子さんインタビュー
「人間解放の新しい暮らしの物差しを創っていくのはだれ?」 ノンフィクション作家・島村菜津
伊那谷風土展
マンガ『視点』 vol1. 動いたら見えてきたもの
本の森
森の素材ラボ
●インキュベーションを探求する旅
千葉県南房総 「SHIP」 牧野圭太さん インタビュー
sees advisers’ コラム – 井上岳一/小森優美/大室 悦賀/瀧内 貫/増村江利子/谷知大輔
「自分の基準を取り戻す なにかが生まれる”場”についての対談」小田裕和 × 奥田悠史
inadani seesについて
取材を終え、いまふたたびの哲学対話
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