ことばの白地図を歩く
ことばの白地図を歩く
著者/奈倉有里
出版社/創元社
サイズ/160ページ 17*13cm
発行(年月)/2023年6月
きみを待ってる言語がある
ロシア文学の研究者であり翻訳者である著者が、自身の留学体験や文芸翻訳の実例をふまえながら、他言語に身をゆだねる魅力や迷いや醍醐味について語り届ける。「異文化」の概念を解きほぐしながら、読書体験という魔法を翻訳することの奥深さを、読者と一緒に“クエスト方式”で考える。読書の溢れんばかりの喜びに満ちた一冊。(装画:小林マキ)
不確かな時代を共に生きていくために必要な「自ら考える力」 「他者と対話する力」 「遠い世界を想像する力」 を養う多様な視点を提供する、10代以上すべての人のための人文書のシリーズ「あいだで考える」最新刊。
<目次より>
はじめに 印刷機からのメッセージ
1章 ことばの子供時代 ── 地図をひろげてみる
ことばと出会う
宝の地図にひそむ妖怪
ことばの子供時代
目標を考えてみる
コラム 占いを味方につける
2章 文化の選びかた ── 地図を歩きはじめる
好きな文化を担っていい
エレベーターと換気窓
あなたの防寒はどこから?
故郷の味は自分で選べる
コラム ロシアの四季
3章 ほん【ヽヽ】との魔法 ── 森に入っていく
魔法を知る
魔法の分解
魔法使いは、いい詐欺師?
コラム 迷信を楽しむ
4章 こいつは四角い関係だ ── 宝箱の見つけかた
目的を見極める
体験を確かめる
連想と喚起力を翻訳する
四角関係の誰になる?
コラム 内気な語学のすすめ
おわりに 旅のゆく先
翻訳と魔法のあいだをもっと考えるための作品案内
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<関連書籍>
『夕暮れに夜明けの歌を』
『自分疲れ』
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