murren vol.26

著者／若菜晃子
出版社／murren編集部
サイズ／48ページ 18*13cm
発行(年月)／2020年7月

民族を守る、古代の神々

「街と山のあいだ」をコンセプトに、身近な自然や山をテーマにした小冊子『murren(ミューレン)』。第26号の特集は、「模様 Pattern」。

各国の布や陶器に描かれている模様について特集。国内国外問わず、各国で作られた布や陶器には、不思議な抽象模様が描かれていることがあります。この模様はいったいなにがモチーフなのか。調べていくと、それらの多くはそこに生きる人にとって身近な自然から生み出されていることがわかりました。

自然を模様として落とし込むときの表現は千差万別で美しく、誌面では実物写真とともに、イラストと文章で国ごとの模様と意味を解明しつつ、その背景を考察します。具象的な模様だけでなく抽象的な模様にも意味があり、そこにはやはり自然が入り込んでいる。この特集が、読者の手もとにある模様を見つめ直すきっかけとなれば。

<目次より>
アフガニスタン　キリムの絨毯
モロッコ フェズ焼の皿
ギリシャ　クレタ刺繍
キプロス　レフカラレース刺繡
ラトビア ミトン
アイルランド　アランセーター　
南アフリカ　ズールーバスケット
マリ&ブルキナファソ　藍染めの布
インド北西部　木版捺染
インド東部　パタ織
タイ　ナーガの織物
インドネシア　ジャワ島のバティック
日本　津軽こぎん
チリ　ディアグィータの壺

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<関連書籍>
『murren 旅のポストカード vol.1』
『murren vol.22　岩波少年文庫』
『てくてく青空登山』
『旅の断片』