指輪物語<3・4巻>　二つの塔

著者／J・R・R・トールキン
訳者／瀬田貞二、田中明子
出版社／評論社
サイズ／(3)552ページ (4)424ページ 15*10.5cm
発行(年月)／2022年10月

<3巻>ガンダルフを失った悲しみを、ロスローリエンで癒した一行は、大河アンドゥインを漕ぎ下り、とうとう別れ道へ差し掛かる。フロドの指輪棄却の決意を知ったボロミルは、それを奪おうとする。逃げ出すフロド。悔悟したボロミルは、オークとの戦いに倒れ、メリーとピピンはさらわれる。ここに旅の仲間は離散した…。

<4巻>ボロミルから逃れて一人モルドールに向かおうとするフロド。しかし、忠実なサムは、出しぬかれずに後を追う。大河アンドゥインの東側に連なる急峻エミュン・ムイルの荒涼たる山中を、やっとのことでぬけ出した二人だったが、その後ろに忍び寄る一つの影が…。

瀬田・田中訳の集大成。ファンタジー文学の最高峰『指輪物語』が日本で初刊行された1972年から50年目の2022年、訳文と固有名詞を全面的に見直した日本語訳の完成形として、最新版刊行。

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<関連書籍>
『指輪物語<1・2巻>』
『指輪物語<5・6巻>』