花森安治選集2
花森安治選集2
著者/花森安治
出版社/暮しの手帖社
サイズ/496ページ 20*14cm
発行(年月)/2020年9月
私たちが、とっくに忘れていたもの
戦後直後の激動の昭和において、『暮しの手帖』の初代編集長・花森安治が、ペンの力で庶民の暮しをより良くしようと提言してきた散文、随筆、評論、コラムから厳選収録した選集全3巻を刊行。
2巻では花森が自身で取材、執筆し最も心血を注いだ企画「ある日本人の暮し」をまとめます。家族を、仕事を、あきらめずに希望を持ち続ける姿をとらえたルポルタージュは、今この時代だからこそ読んでおきたい、心を打つ記録です。
<目次より>
序章
山村の水車小屋で ある未亡人の暮し
ある青春
1章 もはや「戦後」ではない筈なのに 1954~57年
かつぎや
三十娘と未亡人
大学出の小使さん
しあわせのうた
大部屋という名の女優
駅長さんはお人よし
2章 所得倍増?│声なき声 1958~60年
ぼくは新聞記者
しかし、私たちも明るく生きてゆく
ぴーぴぃのおっさん
人われを税吏と呼ぶ
共かせぎ落第の記
ランプの宿の宿六
特攻くずれ
とうふやのラッパ
自転車の上の本屋
3章 上を向いて 涙がこぼれるから 1961~63年
富士山の見えるちいさな百貨店
にいてんご術
伊深しぐれ縁起
3人と1人と20人のこども
棟梁と妻と息子と
日本のなかのアメリカのなかの日本人
漢文と天ぷらとピアノと
走れ新ちゃん
4章 ああ、国よ。日本の国よ。 1965~68年
本日開館休業
千葉のおばさん
男の仕事とはなにか
桶屋二代
5章 「日本紀行」より
KOBE
山のむこうの町
水の町
解説 河津一哉 編集者、元『暮しの手帖』編集部員(1957~83年在籍)
資料 花森安治の主な仕事と作品年譜・1954~68年
戦後日本の家計収支と主な物価の推移
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<関連書籍>
『花森安治選集1』
『花森安治選集3』
『一銭五厘の旗』
『美しいものを』
『灯をともす言葉』
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